UN-P furniture アンプ ファニチャー

Brand

UN-P

UN-Pとは「UN(IM)PERFECT」…不完全、未完。「UNPRECEDENTED」…前例[先例]のない、異例の、前代未聞の、新奇な、無類の、類を見ない。の単語からなる造語。発音は「amp/アンプ」となる。
「UNPERFECT ART」不完全な芸術「UNPRECEDENTED ART」異例の芸術のような意味を持たせています。また、音楽からのインスピレーションも多い為、音を増幅させるアンプと、アートを通してつながりを広げていくという意味も込めています。

OUR STORY

創業者となるアーティストの娘に障がいがあることがわかったとき、初めて「人間の不完全さ」について深く考えるようになりました。最初は戸惑いもありましたが、彼女と向き合ううちに気づいたのは完璧であることが幸せの条件ではないということ。そして、「不完全でも価値がある。」「これからまだ成長していける。」と前向きに考え、行動することが、本当の豊かさなのではないかということでした。

この気づきは、創作にも大きな影響を与えました。家具や空間デザイン、書道——それぞれの表現の中に、「不完全だからこそ生まれる美しさ」を込めたいと思うようになったのです。自然の木目のばらつきや、手作業だからこそ生まれる歪み、書の一筆一筆の揺らぎ。それらは決して欠点ではなく、個性であり、味わいであり、唯一無二の存在を証明するものです。

そして人間は誰一人として完璧ではないということ。私たちは「不完全だからこその価値」を、作品を通じて伝えていきたい。使う人、見る人が、少しでも「完璧でなくてもいい」と感じられるような、心の余白を生むものづくりをしていきたい。娘が教えてくれたことを、同じような環境の方を始め、多くの人に届けるために設立に至りました。

VISION

私たちは、家具や空間デザイン、アートを通じて、「不完全なものにこそ宿る美しさ」を提案し、誰もが自分らしく生きられる社会を目指します。完成していないからこそ感じられる美しさや可能性があり、未完成のものには、余白や伸びしろがあることや、見る人の想像力をかき立てたり、独自の解釈や関わりを生む余地を残します。人もまた、完璧である必要はなく、それぞれの形で価値を持っています。私たちのものづくりが、人々の価値観を広げ、「完璧でなくてもいい」と感じられる空間や暮らしを生み出し、その先に不完全であることが当たり前に受け入れられる、より寛容で豊かな社会が広がることを願っています。

私たちは、アートを通じて、「不完全さの中にこそ宿る美しさ」を広め、障がいを持つ子どもたちにもその力を届けます。完璧でなくても、ひとつひとつが独自の輝きを持っています。私たちは、アートを通じて、障がいを持つ子どもたちが自分を表現できる場を提供し、誰もがそのままで美しい存在だと感じられる社会を目指します。
「完璧じゃなくても大丈夫。」その思いを込めた作品は、日常に温かさと勇気を与え、子どもたちにも自信を持って生きる力を与えます。私たちはアートを通じて、すべての人が自分らしく、自由に表現できる未来を創り出します。

CRAFTSMANSHIP

全て1点づつ職人/アーティストが手掛け、素材の形や質感などの面白さを活かし、またあえて異素材と組み合わせたりする等し、時代に捕らわれず自由な発想から時には図面など存在せずデザイン・作製されています。PARISで遊学を果たしたアーティストは絵画・書道・ファッション・建築等、様々なアートやカルチャーからインスピレーションを得てデザインし作製され、全てオートメーションされた環境での制作とは違い荒々しくもどこか懐かしく、そして新鮮で商品というより作品に近い感覚でのこだわりと信念を込めて作られています。

完璧な一日や人間などは存在しないが足りないからこそ美しい、愛でる事の出来る物作りをめざしています。

UN-P

私たちのロゴには、日本固有種であるニホンアマガエル(Dryophytes japonicus)を採用しています。このカエルは、日本では「金運」「子宝」「豊穣」「幸運」などの縁起物とされています。
また、オタマジャクシからカエルへと大きく姿を変えることから、「生まれ変わる」という象徴的な意味も持ちます。この変化の力を込め、廃材や役目を終えたもの、これまで価値を見出されなかったものを再生し、新たな価値を創造するという私たちの理念を表現しています。