2020年コレクションライン「Play」
ベースとなる台座にはサンメントを回し数種のステインを何度か重ね削り、その後フィニッシュはワックスで艶を抑えたアンティーク調の風合いに。またアクセントとして四隅を鈍く光る純度高い錫でライン上に装飾している。柱となるパーツにはUNI-PEXのホーンスピーカーP-15F(380mm)を使用している。全体的に(動画でもわかる通り)細かな傷は凹みがある為、一度パテで慣らし表面を整えてから分解し再塗装。あくまでホーンスピーカーとして存在感を魅せたかった為、ラッパ部分は当初に近いグレーの色味を選択したが、台座に合わせややエレガントさを出したかった為メッキシルバーの色味にしている。脚にはトロントに買い付けに行った際に仕入れたレトロなキャスターを錆取りしたが敢えて塗装はせずにインダストリアルな印象を残したまま取り付けている。他、ホーンには滑り止めゴムをはめ、天板となるガラス板は暑さ5mmを使用。どこで使用されていたかは不明であるが長い年月を経てローテーブルへと生まれ変わったその姿はシンプルながらもインパクトのあるインダストリアルな一品となった。
H470 W1100 D400 mm
天板/ガラス
スタンド/木材・ホーン 他