2020年コレクションライン「Play」
今回バイヤーにアメリカで仕入れたもらったファブリックはM-1945スリーピングバックを2枚と地厚のタープもしくはテント用のファブリックを1枚使用。まずM-1945はその名の通りWW2終盤の1945年に米軍にて採用されている。以降長期にわたって支給され続けたものになる。ナム戦(ベトナム戦争)期に支給された67年会計度分の1枚。(画像あり)うっすらと67の文字が確認できた。そしてもう1枚が76年度会計分。どちらもほぼ使用されていないNOS(ニューオールドストック)品となる。素材は耐水性コットン素材。その名の通り寝袋用のカバーになる。(画像あり)下の方に76ーCが確認できた。もう1枚の地厚のファブリックは厚み的にもテントを形成する用、もしくはタープとして使用されていたものと思われる。生地的にこちらもナム戦期ころと推測される。
ボディの素材にはマホガニーの一枚板を使用。出来るだけ雰囲気を残したかった為、敢えてラフに多少の凹凸を残し釘を使用せず繋いでいる。他、取り外し式アイアン製の脚とクッションには固めのチップウレタンをベースに耐久性のある高反発ウレタンを重ね全体的にやや固めの仕上がりにしてウェービングベルトに乗せている。
また、両サイドの肘置きはスピーカーになっておりBluetoothで音楽が再生できるようになっている。
H700 W1990 D690 mm程度
本体/マホガニー材・スチール 他
生地/ミリタリーテント 他